入社・入学シーズンも落ち着き始め、数週間後には春の大型連休ゴールデンウィークが迫ってきました。
今年は5月2日~6日の5連休となっており、このタイミングで帰省を予定されている方も沢山いることでしょう。
しかしながら、今年は新型コロナウイルスの感染拡大という事情がありますので、
今回の帰省は中止にした方がいいのかな…
なんて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「新型コロナウイルスの影響でゴールデンウィークの帰省は中止すべきか?」について考えてみました。
ゴールデンウィークに終息の目途は?
結論から言ってしまいますと、ゴールデンウィーク前に事態が終息する目途は全くありません。
2020年4月7日に日本政府が緊急事態宣言を発令しましたが、その期間は2020年5月6日までとされています。
ゴールデンウィークはまだ緊急事態宣言の発令中なんですね。
すなわち、日本政府としては「少なくともゴールデンウィークが終了するまで事態は終息しない」と判断したということですね。
現在全国で1日数百人ペースで感染者が増加している状況を踏まえると、実際にゴールデンウィーク前に事態が落ち着いているとは考えにくいと思います。
むしろ、ゴールデンウィークが明けもしばらくは外出自粛レベルの状況が続くと考えるのが普通ではないでしょうか。
公共交通機関の運行状況はどうなる?
現時点ではゴールデンウィーク中の公共交通機関の運行は平常通りとなっています。
国や地方自治体からの減便要請などもありません。(2020年4月10日現在)
ただ、今後さらなる外出自粛要請の強まりやロックダウン(都市封鎖)が発生する可能性も否定することはできず、そうなった場合は公共交通機関にも何らかの影響が出ることは間違いないでしょう。
また、通常ゴールデンウィーク期間中は人の動きが激しくなるため、公共交通機関についてはいわゆる「3密(密閉・密集・密着)」に当てはまりやすい状況となります。
新型コロナウイルスへの感染リスクが非常に高くなることが予想されるため、減便などが行われずとも、そもそもできる限り利用を避けるべきだと言えます。
世の中の声
世の中の声としては、今年のゴールデンウィークに限っては帰省を諦めるという意見が多く見られました。
やはり多くの国民が「自分がウイルスを持ち帰って感染を広げてしまうかもしれない」という不安があるようです。
また、大阪府の吉村知事はゴールデンウィークの帰省を自粛するよう一早く呼び掛けています。
今後ゴールデンウィークが近づくにつれ、政府や他の地方公共団体からも自粛を求める声が上がってくるのではないでしょうか。
【まとめ】帰省は中止すべき?
ここ数日の感染状況を踏まえると、やはり今年のゴールデンウィークを利用しての帰省は残念ながら中止すべきと言えるでしょう。
首都圏で一人暮らしをしている学生、単身赴任のお父さんたち、孫に会えることを楽しみにしているお爺ちゃんお婆ちゃんなどにとっては大変寂しいことではありますが、今は「新型コロナウイルスを終息させること」が第一です。
感染拡大は、必ずいつか終息します。
元気でさえいれば、必ずまた会えるんです。
今は国民一丸となって耐え、1日でも早く日常を取り戻せるよう頑張りましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。