連日世間を賑わしている「桜を見る会」ですが、過去にANAホテルで行われた夕食会の会費に関し、安倍総理の答弁について情報が錯そうする事態となっており、政局は混乱しております。。
ところで、ANAホテル(ANAインターコンチネンタル東京)と言えば国内における高級ホテルの一つですが、そこで行われる夕食会とはいったいどのようなお料理が並ぶのでしょうか?
今回は、話題となっているANAホテルでの「桜を見る会 夕食会」について、提供された料理の内容や価格について調べてみました。
ことの経緯
過去、安部総理主催の「桜を見る会」の前日に行われた夕食会で、ANAインターコンチネンタル東京を利用。
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会費に関して安倍総理が以下の通り答弁。
・参加者から5千円の会費を首相の事務所の職員が集め、その場でホテル側に渡した。
・ホテル側が参加者へ宛名のない領収書を発行した。明細書についても提示はなかった。
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立憲民主党の辻元議員がホテル側に確認したところ、文書で以下の趣旨の回答があった。
・代金を参加者個人一人ひとりから受け取ることはなく、ホテル主催の宴席を除いて、代金は主催者からまとめて支払っていただく。
・見積書や明細書を発行しないことはない。領収書の宛名を空欄のまま発行することもない。
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安倍総理が以下の通り答弁。
「ホテル側に確認したところ、『辻元議員の質問にはあくまで一般論として回答した。個別の案件については個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない』と説明された。」
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朝日新聞、毎日新聞の取材に対し、ホテル側が「『営業の秘密』と申し上げた事実はない」と安倍総理の答弁を否定。
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読売新聞の取材に対し、ホテル側が以下の通り説明。
・辻元議員には一般論で答えたつもりだった 。
・「営業の秘密」とは伝えなかったが、個別案件にはついては申し上げないということで、趣旨としては同じことを言ったつもりだった。
↑今ココ!
情報が二転三転し、永田町は大騒ぎです!!!
ANAインターコンチネンタル東京はどんなホテル?
ANAインターコンチネンタル東京は、東京都赤坂にある高級ホテルです。
最寄駅は東京メトロ銀座線・東京メトロ南北線溜池山王駅の13番出口となっています。
元々は全日空グループが手掛けた「東京全日空ホテル」として1986年に開業しましたが、2006年に全日空がイギリスのインターコンチネンタルホテルズグループと資本・業務提携を結んだことに伴い、2007年に「ANAインターコンチネンタル東京」に名前を変えました。
中には844の客室と、11のレストランやバー、大小20の宴会場、フィットネスルーム、ガーデンプール、エステなど、高級ホテルらしい充実した施設が揃っています。
「桜を見る会 前夜祭」で提供された料理の予想
夕食会においてどのようなメニューが提供されていたかは明言されていませんが、参加者約800名という規模を考えると、大宴会場でのビュッフェ形式になろうと考えられます。
ANAインターコンチネンタル東京では時期に応じて様々な宴会プランが用意されていますが、桜を見る会が開催される4月頃であれば、例年「スプリングパーティープラン」がメインになるようです。
公式ホームページによると2020年のスプリングパーティープランの内容は以下の通りです。
期間:2020年3月1日(日)~2020年5月31日(日)
料金:\9.900/人
【料金に含まれるもの】
・料理(西洋料理または中国料理の立食ブッフェ)
・フリードリンク(ビール・ソフトドリンク・ウイスキー・焼酎+1アイテム※)
※ワイン・日本酒・紹興酒のいずれかをお選びいただけます。
・会場使用料・マイク使用料・サービス料・消費税
時間:2時間
人数:20~100名
料理については「西洋料理または中国料理の立食ブッフェ」とありますが、もう少し具体的に知りたいですね。
というわけで、問い合わせてみました!!
西洋料理ブッフェ
- 白身魚の桜テリーヌビーツのフムス添え
- スモーク帆立、小海老とピンクグレープフルーツのカルパッチョ仕立て
- スチームチキンと生ハムムースのディスク春野菜を添えて
- サンドウィッチの盛り合わせ
- 牛リブロースのグリルグリーンペッパーとレーズンのソース
- 北海道産豚肉とパプリカのスパイシートマト煮込みターメリックライス添え
- 若鶏モモ肉のローストモリーユ茸のクリームソース
- 豚フィレ肉とベーコンのソテーメープルシロップソース
- サーモングリルレモンとチャイブのバターソース
- 白身魚のベークオリーブ、ドライトマト、ケイパー、ハーブのヴィネグレット
- 白身魚のスチームアンチョビークリームソース
- アサリとズッキーニのトマトペンネ
- シラスとたけのこ、そら豆のピラフ
- 各種デザート
- 季節のカットフルーツ
- コーヒー、紅茶、ハーブティー
中国料理ブッフェ
- 中華冷菜盛り合わせ
- コーン入り海老のチリソース
- 鶏肉のから揚げ葱香味ソース掛け
- 牛バラ肉と野菜の柔らか煮
- 白身魚の甘酢ソースパインアップル入り
- 揚げ豆腐の四川風煮込み
- 豚ロース肉の薄切り柔らか煮
- 五目チャーハン
- 広東風肉入り焼きそば
- チャーシュウまんじゅう
- 干し貝柱入りシュウマイ
- 広東式海老入り蒸しギョウザ タピオカ入りココナッツミルク
写真が無いのが申し訳ないですが、字面だけでご飯2杯いけますねこりゃ。
なお、今回紹介した内容はあくまでサンプルです。
時期や人数によって変わってくる場合もあるので、利用される場合は事前にホテルまでお問合せください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ANAインターコンチネンタル東京の宴会プランは、いずれも1人あたり1万円前後の料金が掛かります。
一般庶民にはなかなか敷居が高くなっていますが、大切な人々との集まりなどであれば思い切って利用してみるのもいいのではないでしょうか。
ちなみに桜を見る会 夕食会の会費は1人あたり5,000円とのことなので、通常の宴会プランと同じレベルのサービスが受けられるとしたらかなりお得ですね。
ではっ!