TOEICの最高得点は360点、ユノタロウです。
さてさて、すでにご存知のパパ・ママが多く今更かとは思いますが、2020年より小学校5・6年生より英語が教科として必修化されます。
まだ小学校入学前のお子さんを持つご家庭でも、「早いうちから英語教育しておいた方がいいのかな~」なんて悩んじゃいますよね。
幼児向けの英語教材を選ぶ際に必ずと言っていいほど候補に挙がるのが、ディズニー英語システムです。
ただこのディズニー英語システム 、幼児教育の教材としては驚くほどの高額となっており、気軽には購入に踏み切れないものとなっております。
我が家では検討に検討を重ねた結果、長男が1歳になったタイミングで購入し、現在まで約4年間活用しております。
今回はディズニー英語システムの購入を検討されているパパやママに向け、実際に購入・活用してみた我が家の率直な感想をお伝えします。
価格に見合った効果があるのか、子供の食いつきはどうなのかなど気になる点を解説していますので、是非参考にしてみてください。
Contents
ディズニー英語システムってどんな教材なの?
かの有名なウォルト・ディズニー・カンパニー公認の子供向け英語学習教材です。
通称DWE(Disney’s World of English)と呼ばれています。
子供の英語学習教材を検討するにあたって必ずと言っていいほど候補に挙がる有名教材ですが、驚くべきはそのお値段。
全ての教材を一括で購入した場合、892,000円(税抜き)となっております。
うっひょー!!
英語教材としての効果はある!
では、ディズニー英語システムはその価格に見合う効果はあるのかどうか。
当然ながら個人差はありますが、僕の感想としては費用に見合う効果はあります。
我が家の長男は約4年間教材を使用していますが、4歳10か月時点での彼の英語能力は以下のような感じです。
- 英語に対して抵抗が無く、アニメ等を英語で流しても違和感無く見る
- アルファベットを全て理解している
- 300個程の英単語を言える
- 英語の歌を何も見ずに5曲程度歌える
- 簡単な英語での指示に対し、その通りに行動できる
- 英語で自分の名前を言え、挨拶できる
何をもって「効果がある」と考えるかは人それぞれですが、僕は現時点では十分な効果だと感じています。
自分が4歳の頃に知ってた英語なんてたぶん「ハロー」くらいです。それに比べれば神童です。
ちなみに我が家はそこまで熱心にDWEを使って英語漬けにしているというわけではありません。
毎日なんらかの形で教材の活用はしていますが、単にDVDを流しっぱなしにしてるだけの日もあれば、単語の読み方を5個くらい聞くだけの日もかなり多くあります。
その労力に対して考えると、十分な効果だと僕は思っています。
ただ個人的には、ディズニー英語システムだけでネイティブのように英語ペラペラになるのは無理だろうなと感じます。
優れた教材ではあると思いますが、やっぱりプラスアルファの教育が必要だなと。
教材のサンプルや宣伝を見ると自由自在に英語を話す子供たちが登場しますが、きっと彼らは他の英会話教室に通っているか、親御さんが英語堪能か、ガチの神童です。
ちなみに公式見解によると、教材をちゃんと最後まで使いこなせばネイティブスピーカーの6歳程度の英語力が身に付くとされています。
ただし、2000時間以上のインプットが必要です。
1日1時間教材を活用するとしても、6年近く掛かります。
でもそこまで時間を掛けてしっかりと取り組めば、それくらいのレベルに到達するのかもしれませんね。
いずれにせよ、購入後に「期待外れ…」なんてことにならないために、親として子供にどこまでのレベルを求めるのか、何を目標とするのかを事前に考えておくことが大切です。
ただし親の並々ならぬ努力が必要不可欠!!
「効果はある!」と断言してしまいましたが、それには親の努力が絶対的に必要となります。
成長するにつれ子供の興味は他に移る
もちろん個人差はありますが、子供が2歳くらいまでは遊びの一環として興味深々に教材を手に取ってくれます。
教材の各所にはミッキーを始めとしたディズニーキャラクターが次々と登場します。
DVDを流せばキャッキャッ言いながら観てくれるし、お気に入りの歌を流せばダンスする日々が続くでしょう。
さすが世界のウォルト・ディズニー!
しかし、世の中にはディズニー以外にもそれはそれは楽しい幼児向けコンテンツで溢れています。
いないいないばぁ然り、アンパンマン然り、機関車トーマス然り。。。
そしていつの日か子供は言うのです。
「えいご いやっ!!あんぱんまん みたい!!!」
そりゃあね、アンパンさんは面白いもんね。ちなみに僕はカレーパン派。
この壁を乗り越えられず段々と教材から離れてしまい、最終的には挫折してしまうというパターンが最も多いと思われます。
中には「ウチは娯楽=ディズニー英語システムです。他のコンテンツは見せていません」なんてガチ勢もいらっしゃいます。
まぁそれは極端だとしても、子供がディズニー英語への興味を持ち続けられるよう、親があの手この手で誘導することは重要になります。
また、子供が4~5歳程度になれば、ある程度強制的に教材に触れさせる習慣を作ることも必要です。
「寝る前の15分はディズニー英語の時間!」みたいな感じですね。
いくら柔軟な子供の頭でも、継続的なインプット無くして定着はしません。
少なくとも、DVDや教材を与えておけば子供が勝手に遊び、自然と英語が身に付くなんてことは絶対にありません。
教材を理解し使いこなすのが大変
ディズニー英語システムは、フルセットで購入すれば大きく分けて以下9種類の教材が届きます。
- プレイ・アロング
- シング・アロング
- ストレート・プレイ
- 絵本とCD
- トークアロング・カード
- Q&Aカード
- ミッキー・マジックペン・セット
- ミッキー・マジックペン・ アドベンチャー・セット
- ステップ・バイ・ステップ
- レッツ・プレイ
各教材の内容については割愛しますが、これら9種類はそれぞれが様々なアイテムで構成されているので、全体のボリュームが本当凄いです。
例えば「プレイ・アロング」だけでも、DVD3枚・CD3枚・絵本3冊・おもちゃ16種類・ガイドブック1冊が入っています。
我が家は購入して4年が経ちますが、ぶっちゃけまだ新品同然の教材が複数あります。
特に使用をサボッているわけではないのですが、それくらい多くのアイテムがあるんです。
当然ながら各教材によって有効な活用方法がありますので、親がそれらをちゃんと理解し、我が子の能力や興味を踏まえて使いこなす必要があるのです。
アウトプットとしてのイベント参加
英語習得はインプット以上にアウトプットが重要です。
それっぽいことを言いましたが、TOEIC360点の私が言っても何の説得力もありません。
まぁよく英語の先生なんかも同じこと言ってるので間違いないでしょ。(適当)
ディズニー英語システムでは、アウトプットの場として様々なイベントが全国各地で催されています。
週末に1時間程度で行われるものもあれば、ハロウィンやクリスマスなどの季節モノのイベント、2泊3日の大型イベントなんかもあります。
当然ながら参加は有料です。
週末イベントであれば数千円ですが、泊りがけのイベントともなると子供だけで2~3万円します。
遠方のイベントであれば交通費も発生するでしょう。
もちろん絶対に参加しなければならないものではありませんが、せっかく教材を購入したのであれば参加したくなりませんか?
普段は英語にあまり興味を示さない子供でも、イベントへの参加をきっかけにやる気を出したりしますしね。
いずれにせよ、本気で活用するならイベントには参加したいところだよな~でも親としてはお金と労力が掛かるな~大丈夫かな~くらいは購入前に考えておいた方が良いでしょう。
「DWE内職」というプラスアルファ
内職?何のこっちゃ?と思うかもしれませんが、インスタなんかではよく出てくる言葉です。
簡単に言うと、ディズニー英語システムの教材を自分でカスタムすることです。
【例】
- カードタイプの教材 ⇒ ラミネート加工
分類分けしてリングをつける - 絵本タイプの教材 ⇒ 縮小コピー・製本して持ち歩き用にする
- CD ⇒ 歌詞カードの作成
まぁ実際にこれらをやっているのはかなり熱心なご家庭です。
購入した教材をそのまま使用しても十分だと私は思います。
ただ、学習を効率化するという意味では意味があることだと思いますし、何より親がそこまで熱心だと子供の吸収も早いでしょう。
ちなみに我が家では、その日どんな教材を使ったかを記録しているくらいです。
まとめ
ディズニー英語システムを上手く活用できれば、子供の英語教育として価格相応の効果は期待できる!
ただし、使いこなすには親の努力が必要になるので、その覚悟は持とう!!
どんな習い事であっても少なからず親の努力は必要ですが、家庭用教材であることや教材のボリュームが大きいことから、ディズニー英語システムは特にそれが求められます。
特にお父さんたち、子供のために一緒に頑張る覚悟はありますか?
「パパが協力してくれないから子供もイマイチ興味をもってくれない!」というママの意見は多いみたいですよ。
どうせやるなら家族全員で楽しんで取り組んでみましょう。
自分の子供がネイティブのような英語を発したり英語を理解している姿を見ると、マジで感動しますよ!!!
とは言え非常に高価な買い物ですので、じっくり検討してみてくださいね。
ではっ!