こんにちは!ユノタロウです。
8月28日に安倍総理が辞任の意向を発表し、ポスト安倍の候補者がほぼ固まってきましたね!
候補者や総裁選に関するニュースが連日報道されていますが、
と感じている人も多いのではないでしょうか。
総裁選なんて数年に1度のことなので、詳しく知らない人も多いと思います。
そこで今回は、
- 次期総理はいつ決まる?
- 総裁選までのスケジュールは?
について調べてみました!
記事を読んで、新しい日本のリーダーが決まる瞬間を見届けましょう!
次期総理はいつ決まる?
結論から言いますと、次期総理が正式に決定するのは9月16日になる見込みです。
16日に召集される臨時国会で決まる予定ですが、国会の開始時間は大体午前9時頃が多いので、午前中には新総理が決定するものと考えられます。
安倍総理が辞任を発表したのが8月28日なので、新しい総理が決まるまでに約3週間も掛からないことになりますね。
個人的には、『意外と早く決まるんだな~』と感じました。
次期総理大臣が決まるまでは安倍総理が引き続き職務を行うわけなので、政治的な空白が生まれるわけではありません。
となると、日本のリーダーという重要ポストを決めるということで、もう少し慎重に議論を交わして決めてもいいような気がします。
ちなみに、16日に召集される臨時国会も、元々は9月17日に召集予定だったものを1日前倒しにした形です。
政府や国会議員の中で様々な事情や思惑があり、少しでも早く決めたいのかなーと想像しちゃいますね。
総裁選までのスケジュール
総裁選までのスケジュールはご覧の通りです!
総裁選までのスケジュール
- 8月28日・・・安倍総理が辞任発表
- 9月1日・・・自民党総務会
- 9月8日・・・告示
- 9月14日・・・投開票
- 9月16日・・・臨時国会にて新総理選出
9月1日の自民党総務会で、総裁選を『両院議員総会方式』で実施することが決定されたため、その後のスケジュールも決まった形です。
新政権、来月中旬に発足へ…自民総裁選「全国一斉の党員投票」行わずhttps://t.co/Bu39JKR60s#政治
— 読売新聞 政治 (@YOL_politics) August 29, 2020
新しい総理大臣が決まるまでの行程って、意外と少ないんですね!
個人的には、もっと候補者同士が政策論争とかを行った上で投票を行うイメージを持っていました。
同じ自民党員の中から選出するということで、あらためて議論をせずとも、各候補者の考え方や政策を理解しているということかもしれませんね。
総裁選の仕組み
総裁選は、自民党所属の国会議員と、全国にいる党員・党友(党員ではないが、政党の外部の支援者あるいは政党と友好関係にある個人)による投票で行われますが、そのやり方は2種類あります。
ポイント
- 通常投票方式・・・・・国会議員と全地方党員・党友が投票
- 両院議員総会方式・・・国会議員と一部の地方党員だけが投票
通常投票方式
通常投票方式は、国会議員や地方議員など多くの自民党員が一堂に会する『党大会』という国集会を開き、自民党所属の国会議員と全国の党員・党友が投票するやり方です。
この場合、国会議員票と地方議員票が同じ数なので、地方議員票の重要性が大きくなってきます。
つまり、地方に強い力を持つ候補者であれば、通常投票方式で実施する方が有利になるわけですね。
今回の総裁選において、中堅・若手議員からこの通常投票方式を望む声が出ましたが、自民党の執行部は、次に説明する両院議員総会方式で実施することを決めました。
両院議員総会方式
今回のような任期途中の退陣など「緊急」の場合に、党大会に代わる『両院議員総会』で後任を決めるやり方です。
両院議員総会は、基本的に国会議員のみで構成される集会で、そこに47都道府県連の代表各3人が加わり、投票を行うことになります。
この場合、国会議員票394票と地方票141票の合わせて535票で争われるため、国会議員票の比重が大きくなり、国会内の力が弱い候補者にとっては不利になります。
過去に両院議員総会方式を採用した例
- 1998年・・・小渕恵三
- 2001年・・・小泉純一郎
- 2007年・・・福田康夫
- 2008年・・・麻生太郎
安部さんは7年以上に渡る長い政治運営となりましたが、それまでの日本の総理大臣は任期途中での辞任が多かったので、両院議員総会方式が採用されることが多かったようですね。
まとめ
今回は、
- 次期総理はいつ決まる?
- 総裁選までのスケジュール
について調べてみました!
次期総理は、9月16日に開催される臨時国会で決まる見通しです。
誰が選ばれるかはわかりませんが、新しい日本のリーダーとして、国全体を強く引っ張っていってほしいですね!
我々国民も、一人一人が強い興味を持って見守りましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。