こんにちは!ユノタロウです。
Go Toキャンペーンがスタートし、各地方に旅行に出かけている人が増えていますね。
旅行代金が最大で実質半額になるということで、この機会に普段は泊まれないようなお高めのホテルに泊まるなんて人もいるようです。
その一方で新型コロナウイルスの脅威は収束する気配が見えず、このままGo Toキャンペーンが継続されることを不安視する声も聞かれます。
特に感染が拡大している地域では、『自分たちの地域も適用除外地域に追加されるのでは?』と心配している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- Go Toキャンペーンの適用除外地域は増える?
- 埼玉や千葉などの関東圏、大阪は除外地域に追加される?
- 除外地域に追加されたら予約済みの旅行はどうなる?
について調べてみました。
せっかく旅行を決めたのに適用除外になったなんてことがないよう、ぜひ記事を参考にしてみてくださいね!
Contents
Go Toキャンペーンの適用除外地域は増える?
現時点で、除外地域が増える予定はありません。
7月27日の記者会見で、政府の菅官房長官は除外地域の拡大を否定しています。
GoTo除外拡大せず 菅官房長官、緊急事態も否定 https://t.co/Dt9wOwxkTi
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 27, 2020
しかし僕は、今後、除外地域が拡大されるものと予想しています。
その理由としては、東京除外が発表された当時の東京よりも感染拡大が進んでいる地域があるからです。(2020年8月1日時点)
確かに除外が発表された当時の東京は、他の地域に比べ感染が広がっている状況でした。
東京都では8日連続で3桁の感染者数が続いており、16日には過去最多の286人の感染が新たに確認された。人口10万人当たりの感染者数(7月14日までの1週間)でみても、他府県が1~3人台であるのに対し東京が8.735人と「圧倒的に多い」(西村氏)。PCR検査の陽性率(7月12日までの1週間)も、神奈川県の3.3%、埼玉県の3.0%、千葉県の2.5%、大阪府の3.5%と比べ、東京都は5.4%と高い数値になっている。
出典:Yahoo!ニュース
しかしここ数日で各地の感染状況は悪化しており、当時の東京よりも感染が拡大している地域が複数あります。(2020年8月1日時点)
理屈から考えると、それらの地域についてはGo Toキャンペーンの適用除外地域とするべきですよね。
赤羽国土交通大臣は、7月31日の記者会見で次のように述べ、適用除外地域の拡大について明言を避けています。
GoToトラベル事業における対象地域の除外や、追加は専門家の意見を踏まえた政府全体の方針も基づいて、総合的な判断が必要となるものと考えています。
出典:TBS NEWS
除外地域の拡大に含みを持たせていますよね。
現時点では適用除外を拡大する予定はなくとも、各地域の状況を踏まえれば、政府が方針転換する可能性は大いにあると言えるでしょう!
埼玉や千葉などの関東圏、大阪はGo Toキャンペーン除外地域に追加される?
あくまで予想となりますが、埼玉や千葉などの関東圏は除外とならず、大阪は除外地域に追加されると考えます。
その理由として、まず人口10万人当たりの感染者数で見ると、除外発表当時の東京が8.735人だったのに対し、大阪は12.96人となっており、状況は悪いと言えます。(7月25日~31日の1週間)
出典:Yahoo!ニュース
また、直近1週間の陽性率で見ても、大阪は当時の東京よりも悪い状況です。
(当時の)東京 | 5.4% |
大阪 | 9.3%(8/1発表) |
千葉 | 6.59%(7/30発表) |
埼玉 | 4.3%(8/1発表) |
神奈川 | 4.71%(8/1発表) |
つまり、直近で『人口10万人当たりの感染者数』と『陽性率』の両方において当時の東京よりも状況が悪い大阪については、Go Toキャンペーンの適用が除外される可能性が高いと考えられます!
除外地域に追加されたらGo Toキャンペーンで予約済みの旅行はどうなる?
今後、除外地域が追加された場合、すでに予約済みの旅行はどうなるのでしょうか。
あくまで予想にはなりますが、Go Toキャンペーン除外地域が追加された場合、予定通り旅行に行くとしても、予約をキャンセルするにしても、費用は旅行者自身の負担となる可能性が高いです。
と思いますよね。
確かに、東京除外が発表された当初、キャンセル料の対応をめぐっては政府は「補償する考えはない」としていたものの、事業開始の前日に方針を転換し、キャンセル料全額を国が補填するとしました。
しかし7月28日、観光庁は、東京都以外の地域が新たに除外となった場合、その地域への予約済みツアーの割引分は利用客が負担するという方針を明らかにしました。
観光庁は国内旅行代金を補助する観光需要喚起策「Go To トラベル」に関し、東京都以外の地域が新たに事業の適用除外となった場合、その地域への予約済みツアーの割引分は利用客が負担するとの方針を明らかにしました。 https://t.co/iJhoVp7KKN
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) July 28, 2020
つまり、予定通り旅行に行く場合はGo Toキャンペーン適用除外に伴う追加料金を、予約をキャンセルする場合はキャンセル料を旅行者自身が負担しなければならないというのです。
・・・
正直、納得できませんよね?
僕としては、東京の場合はキャンセル料の補填があったのに他の地域が無いというのは、全く筋が通らないと思います!
ただ、現時点で発表されている政府の見解はこのようになっているんですよね。
今後、批判を受けて再度方針転換する可能性もありますので、状況を注視していきましょう。
なお、キャンセル時の取り扱いについては旅行会社や予約サイトによっても異なる場合がありますので、楽天トラベルなどでも確認してみてください!
まとめ
今回は、
- Go Toキャンペーンの提供除外地域は増える?
- 埼玉や千葉などの関東圏、大阪は除外地域に追加される?
- 除外地域に追加されたら予約済みの旅行はどうなる?
について調べてみました。
現時点で除外地域の追加は発表されていませんが、今後方針転換される可能性は十分にあります。
Go Toキャンペーンを使っての旅行を考えている人は、状況を注視していきましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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