新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国各地で大規模イベントの中止や延期が発表されています。
そのような中、5月にはビバラロックフェス2020の開催が予定されていますが、実際のところ予定通りの開催は可能なのでしょうか。
今回はビバラロックの開催中止や延期の可能性、発表時期について調べてみました。
ビバラロック(VIVA LA ROCK)とは?
ビバラロックは、2014年にスタートして以降毎年ゴールデンウィーク中に開催されている大人気の大型ロックフェスです。
2019年には4日間に渡り開催され、屋外フリースペースエリアも含めると実に163,600人もの来場がありました。
2020年についても5月2日~5日の4日間、さいたまスーパーアリーナで開催予定となっています。
ビバラロック2020は中止・延期になる?
現時点での発表
現時点では予定通り開催の方向で、92組のアーティストの出演が発表されています。(2020年3月20日時点)
また、3月5日に追加アーティストが発表された際、公式ホームページには以下のような主催者コメントが載せられました。
7回目の開催にして、今までにない状況の中で準備のピークを迎えることになりました。
引用元:https://vivalarock.jp/2020/about/message.html
新型コロナウイルス感染症の広がりにより、皆さんの日常も多くの制限をかけられ、未曾有の不安が募る日々になっていることと思いますが、ご存知の通り、音楽業界もこれ以上感染が広がらないことを願いながらライヴを中心に多くのイベントの自粛を重ねています。
そういった状況下で「今年も必ず開催する」と今は断言できませんが、スタッフ一同で協議した結果、開催する前提で、その時に120パーセントのエネルギーとインフラを持って素晴らしいロックやアーティストと共にみんなを迎えるべく全力で動いています。
開催に向けた主催者及びスタッフの方々の熱い想いが伝わってきますね!
国からの要請状況
イベント開催に関し、現時点での国からの要請はご覧の通りです。
【政府発表】
多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします。 (2020/2/26)
全国規模のイベントについては中止、延期、規模縮小等の対応を要請したところですが、専門家会議の判断が示されるまでの間、今後概ね10日間程度はこれまでの取組を継続いただくよう御協力をお願い申し上げます。 (2020/3/10)
【専門家会議発表】
専門家会議としては、以下のような観点から、引き続き、全国的な大規模イベント等については、主催者がリスクを判断して慎重な対応が求められる。 (2020/3/19)
「絶対的な禁止ではないけど基本的には自粛してね!」という感じですね…
特にビバラロックは埼玉スーパーアリーナという屋内での開催になりますので、野外フェスに比べウイルス感染のリスクも必然的に高くなってしまいます。
あくまでも主催者判断になりますが、ある程度の終息が見込まれない限り、残念ながら開催は難しいかもしれません。
中止・延期の発表はいつ頃?
中止や延期の判断となった場合、発表されるのはいつ頃になるのでしょうか。
既に複数の音楽フェスが中止・延期となっていますが、主なフェスの発表タイミングはご覧の通りです。
フェス名 | 開催予定 | 中止・延期発表 |
NON KAIWA FES vol.2 | 2/29 | 2/26 |
OTO TO TABI 2020 | 2/29 | 2/23 |
J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2020 | 3/7,8 | 2/28 |
Snow Light Festival’20 | 3/14 | 2/27 |
神戸ストラット2020 | 3/15 | 3/11 |
murffin night 2020 | 3/18 | 3/16 |
ビクターロック祭り2020 | 3/20 | 3/4 |
KNOTFEST JAPAN 2020 | 3/20,21 | 3/5 |
ツタロックフェス2020 | 3/21 | 3/10 |
Download Japan 2020 | 3/29 | 3/12 |
中止・延期は主催者判断となりますので、発表のタイミングはそれぞれ違いますが、大よそ開催2週間前程度で発表しているフェスが多いと感じます。
そう考えると、ビバラロックが中止・延期になる場合は4/20前後での発表となるのではないでしょうか。
ただ、ビバラロックと同様に5月開催でも現時点で既に中止や延期を発表しているフェスもありますので、今後の動向を注視しましょう。
まとめ
現時点でビバラロック2020は開催予定ではありますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考えると、予断を許さない状況です。
ビバラロック限らず全国各地で音楽イベントの自粛が相次いでいますが、終わりが見えない自粛モードに気が滅入ってしまいそうですね。
ただ、ネット配信などを使って私たちに音楽を届けようとしてくれているアーティストも多くいます。
音楽の力は絶大です。
こういう時だからこそ、音楽の力を借りるべきだと僕は思います!
そして、1日でも早く自由に音楽を楽しめる日が戻ることを願います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。